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ガーデニング

アブラムシ駆除・予防に「酢」は効果ある?試してみた!

アブラムシ ガーデニング

春の園芸シーズンになると、必ずといっていいほど発生する害虫「アブラムシ」。やつらが姿を現し始めるのは毎年4月ごろでしょうか。

「どこからやってくるの?」と尋ねたくなるくらい、気づいたら大発生しています。

アブラムシは、植物の生育を阻害するうえ、病気の媒介者にもなるガーデニングや家庭菜園の大敵…。

さまざまな対策予防がありますが、私は酢を使ったアブラムシ対策をしているので、その方法と効果についご紹介したいと思います。

酢によるアブラムシ対策は「農薬ほど効果はないのでは?」「本当に虫がこなくなるの?」と疑問に思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

水で希釈するだけでカンタンに作れる酢スプレーの作り方も解説しています。

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アブラムシとは?種類や生態

アブラムシとは、カメムシ目アブラムシ上科に属する2~4㎜ほどの虫全般のことをいいます。

なんと、日本国内だけでも700種類ものアブラムシが存在するそう…!

上の写真の黄色いアブラムシは、おそらく「キョウチクトウアブラムシ」という種類。このほかに、緑や黒のアブラムシも庭でよく見かけます。

こちらはネモフィラに付着した黒っぽい色のアブラムシです。

アブラムシは単為生殖(メスだけで子どもを産む)で増えていくので、短期間で爆発的に増えてしまいます。気づいたら大発生している害虫なので、本当に厄介です。

アリとアブラムシの関係

アリとアブラムシは、共生関係にあります。アリがアブラムシに群がる様子がよく見られるのは、アブラムシを食べるためではなく、肛門から出す甘露(甘い汁)を吸うためなんです。

アリは、甘露を吸うかわりに、アブラムシをテントウムシなどの天敵から守る役割を担っています。

確かに、アブラムシを手でつぶすためにアリを追い払おうとしても、なかなか頑固に動こうとしません(笑)甘露はそんなに美味しいのでしょうか。

植物の周りにアリが増えたら、アブラムシの発生を疑えといっても過言ではないくらい、両者は切っても切れない関係です。

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アブラムシが植物に与える被害

アブラムシは、さまざまな植物の葉・茎・花に集団で寄生して汁を吸い、植物を弱らせます

特に、新芽やつぼみなどの柔らかい部分、弱ってきた・枯れてきた部分に発生することが多いです。弱点を狙う戦略なのでしょうか…。

アブラムシが大量発生すると、目にみえて植物が弱っていき、下手したら枯れます。

さらに厄介なのは、ウイルス病を媒介したり、排泄物がすす病を発生させる原因になったりもするんです。

このように植物に対してさまざまな悪影響があるうえ、アブラムシがびっしりと付着していると、見た目も気持ち悪いです。

また、アブラムシがいる場所には、共生関係にあるアリもいそいそとやってきます。アリ自体は植物に大きな害は及ぼしませんが、虫が苦手な人にとってアリが大量発生するのはあまり嬉しくない光景ですよね。

農薬・殺虫剤を使ったアブラムシの対策方法

ここからは、アブラムシの対策方法をご紹介してきます。

まずは殺虫剤を使った対策ですが、ベニカ・オルトラン・スミチオンなど、どこのホームセンター・園芸店でも手に入る定番の薬品で、アブラムシは予防・駆除できます。

オルトランなど土にまくタイプの浸透移行性の薬や、ベニカXファインスプレーなど植物に直接かけるスプレータイプなどがあります。

やはり、化学系の薬品は効果が安定しているので、いざという時にはとても便利。

私もお世話になっている、代表的な薬剤はこちらです。

農薬・殺虫剤を使わないアブラムシの対策方法

一方、農薬や殺虫剤を使わずにアブラムシ対策する方法もたくさんあります。私が聞いたことがあるものはこちら。

  • 薄めた牛乳をスプレーで窒息死させる
  • 鉢に袋をかけ蚊取り線香でいぶし殺す
  • 酢・トウガラシ・ニームなどを使った忌避スプレー
  • はえとり紙

このなかでも、アブラムシなどの虫をひきつける黄色いはえとり紙を近くに置いておくのは手軽だし効果的です。たくさん虫がくっつきます。

私は、家にあるものでできそうな牛乳を試してみようと思ったのですが、臭くなりそう&カビが生えそうなので、あまり気が進まず…。

そして、牛乳と同じくらい手軽でコスパが高そうな酢を使った対策をするようになったのです!

アブラムシ対策の酢スプレーの作り方・使用方法

前置きが長くなりましたが、本題です。

ここからは、家庭で簡単に作ることができる酢スプレーの作り方・使用方法をお伝えしていきます。

用意するもの
・黒酢(園芸用がおすすめ)
・水道水
・スプレーボトル
・計量カップ
・漏斗(必要なら)

私は、ホームセンターで1000円弱で購入したトヨチュー「黒酢原液1000ml」を使っています。

木酢液より断然臭くないのでおすすめです!私、あのにおいが苦手なんです…(汗)

アブラムシ・ハダニ類・うどん粉病などの病害虫の予防効果に加え、土壌改良や植物の生育促進に効果があるとパッケージに記載あり。

Amazonだと500円くらいで買えるときもあるみたいですね…!

とても良い商品なのですが、販売していないお店も多く、なぜかインターネット通販でも品切れのことが多々あるのです。

そんなときは食品用の黒酢でも代用できます。砂糖や果汁などの添加物が入っていない「黒酢原液」がおすすめです。

黒酢を100~500倍に希釈

黒酢原液は、必ず薄めて使用してください。病害虫予防の場合は100倍~500倍に希釈します。

濃すぎると、葉や花にダメージを与えてしまうこともあるので気を付けてくださいね。

我が家では、大体ですが100倍に希釈しています。

スプレーボトル(容量980ml)をおよそ1000mlとして、黒酢原液10ml+水道水990mlを混ぜるだけで完成です。

黒酢の量は、計量カップではかりましょう。

内容量1000mlなので、1回10mlだと100回もスプレーを作れることに!

庭中のプランターや花壇にまいても、なかなか無くなりません。かなりコスパが高い防除方法といえるでしょう。

また、商品パッケージには木酢液・ニーム・ニンニク(エキス)・トウガラシ(エキス)などを混ぜて使用すると、より害虫駆除の効果が高まると書いてありますが、どれもにおいが苦手なので使用していません…。目に入ったら痛そうだし!(笑)

これらを使用せず、酢だけでもOKです。

アブラムシに対する酢スプレーの効果は?

酢を希釈したスプレーは、実際にアブラムシに効果があるのでしょうか?

結論からいうとイエスです。ただし、予防・忌避に限ってなので、以下で詳しくお伝えします。

自作した酢スプレーは、2日に1回ほど、アブラムシが付きやすそうな植物全体にたっぷり吹きかけました。葉の裏や、株の根元にもまんべんなく、液体が軽く滴るくらいたっぷりとスプレーしています。

こうして得た気になる効果は。。。

・アブラムシの予防には大きな効果あり
・大発生した状態からの駆除、殺虫は難しい

酢スプレーをこまめにかけておくと、アブラムシが付きやすいペチュニア・カリブラコア類や、金魚草・ニチニチソウなどにも、ほとんどアブラムシをはじめとした害虫がほぼ出ませんでした。

たまに1~2匹見かける程度で、大量発生することはないので、酢スプレーの忌避・予防効果は充分にあるのだと思います。

ただし、スプレーをさぼって、アブラムシが大量発生してしまってからでは、酢スプレーだけで駆除・対策するのは厳しいです。

酢には強い殺虫効果はないようで、いったん付いてしまったアブラムシにかけても死にませんし逃げません!かなりしつこくスプレーしてもだめでした…。

黒酢原液のパッケージにも「弱った植物や病害虫がついてしまった植物には効果が劣と書いてありますが、本当にその通りです。

なので、アブラムシが大発生してしまったら、速やかに殺虫剤で駆除し、植物を守ってあげるのが一番です。

殺虫剤を使いたくないなら、酢で発生を未然に防げます。酢のスプレーは、アブラムシの予防・忌避には本当に効果があり、おすすめな方法です!

ちょっとだけ使いたいときは市販の酢スプレーも便利◎

「自分で希釈するのは面倒くさい」「そんなにたくさん使わない」という方は、薄めずそのまま使える酢の病害虫予防スプレーが便利ですね。

こうしたアイテムでも、同じように忌避・予防効果が得られます。

まとめ

植物を弱らせたり病気を運んでくる、困ったアブラムシ。殺虫剤での防除は効果が安定していますが、どうしても無農薬で育てたいという場合もありますよね。

そんな時、酢でアブラムシを忌避・予防をするのは本当に効果を実感できるのでとてもおすすめ。

価格もお手頃なので、毎年アブラムシに悩まされているなら、ぜひ気軽に試してみてください!

この記事を書いた人
小原らいむ

ラクにお得にガーデニングを楽しむ方法を、日々研究しているライターです。
手間のかからない植物や、ラクできる育て方のコツを中心にお届け!節約に役立つ、100均やコストコの園芸グッズも紹介しています。

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