7月9日・10日にかけて開催された、浅草寺のほおずき市に行ってきました。
この2日間は、「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼ばれる縁日です。この縁日にともなって、東京都台東区の浅草寺境内にたくさんのほおずき屋台が並びます。
目に鮮やかなほおずき目当てに、たくさんの人が訪れており活気にあふれていました。浅草寺ほおずき市の雰囲気や、ほおずきの値段などご紹介します!
浅草寺ほおずき市の基本情報
四万六千日・ほおずき市は、浅草寺境内で開かれます。浅草寺へは、東京メトロ銀座線浅草駅・都営地下鉄浅草線浅草駅・つくばエクスプレス浅草駅・東武スカイツリーライン浅草駅から、徒歩5分ほどでアクセス可能。
都営バス・台東区循環バスめぐりん各線でも行けますよ。浅草寺には駐車場がないので、車で行く場合は近隣のパーキングを利用します。
浅草寺ほおずき市の開催日
例年、曜日は関係なく7月9日・10日の2日間にわたって開催。開催時間は9時~21時までです。平日でも、お仕事終わりに寄れますね。
7月10日は、浅草寺に参拝すると4万6000日分の功徳が得られるとされている「功徳日」です。このことから、「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼ばれています。
4万6000日は年数に換算すると、およそ126年!一生分の功徳が得られるということですね…。
そんな素晴らしい7月10日の参拝は、江戸時代にはすでに定着しており、前日の9日から参拝客で境内があふれるようになったそうです。そして、9日・10日の両日が縁日になりました。
この縁日にあわせて、ほおずき市も開催されるようになります。ほおずきは昔、薬用にされていたこともあったんですよ。
浅草寺ほおずき市の混雑状況
私がほおずき市に行ったのは9日の夕方ごろでしたが、人が多すぎて歩けないほどの混雑ではなかったです。にぎやかでしたが、最近の浅草はいつでも観光客であふれているイメージなので、特別混んでいるとは感じませんでした。
ほおずきの露天もたくさんあるので、並ばなければ購入できないといったことはまずないと思います。
参拝も並ぶことなくできました◎四万六千日の提灯が出ていますね。
浅草寺ほおずき市の様子
とにかくたくさんのほおずきの露店が並びます。100くらいはあるのかな…?歩いていると、「ほおずきいかが?」と威勢のよい声をかけられます。夏祭りのにぎやかな雰囲気を味わえますよ。
ほおずきのラインナップは、鉢(2500円)・枝付きほおずき(1000円)・ばら売りほおずき(100円~)といったところ。価格はどの露店も同じでした。
鉢物のほおずきには、風鈴がセットになっています。風鈴は単品だと500円だそうです。
ばら売りは、1個(100円)~買える店もありました。鉢は持って帰るのが大変だけど、ちょっとしたお土産にばら売りのほおずきを、というのもいいですよね。
いろいろ見て回っていると、どれがいいかわからなくなってしまうのでフィーリングで選ぶしかないかもしれません(笑)購入するとき、「実がたくさん付いている株が欲しい」「小さめの株がいい」「緑色の実が多い株が欲しい」などと要望を伝えれば、お店の方がぴったりのものを選んでくれますよ!
オレンジ色の大きい実が特徴の「丹波ほおずき」と思われるほおずきがほとんどですが、緑色の小さめの実がなる「千成ほおずき」も一部の露店で販売していました!
私は、どのほおずきを選んだらいいのかわからなくなってしまい、結局かわいいおまけが付いている露店を見つけ、そこで購入しました。ほおずき・ひまわり・あさがお・うちわの小さなおもちゃセットです。かわいい~!(笑)もちろん風鈴も付けてくれますよ。
夢中でほおずきを見ていたら、いつの間にか薄暗くなってきました。露店にも明かりがともり始めます。夜のほおずき市もロマンチックでキレイなんじゃないかな。
食べ物の屋台も出ているので、食べ歩きも楽しそう。
ほおずきは多年草。来年も実を楽しもう
こちらが買ってきたほおずきです。「緑色の実が多めのものを」と露店のお姉さんにお願いしました。
鉢が傾いてしまいそうなほど、しっかり茂った立派なほおずきでした。土付近の実が若干腐りかけていたので、取り除いておきます。
日当たりのよい場所でしっかり管理して、来年も実を楽しむぞ!
価格:3,240円 |
通販でもほおずきが購入できますね。
まとめ
浅草寺ほおずき市に行き損ねた…という方は、文京朝顔・ほおずき市(2019年7月20・21日開催)、神楽坂まつりのほおずき市(2019年7月24・25日開催)などを要チェック。
夏祭りのような非日常の雰囲気が楽しめるほおずき市でした!