日々草(ニチニチソウ)やコリウスを中心にした、夏に楽しめる寄せ植えを作りました。
夏の寄せ植えといっても、今回は爽やかな雰囲気ではなく、ちょっとダークなイメージに。カラーリーフやハーブを組み合わせて、なんとなくディズニー映画「眠れる森の美女」の世界観を意識してみました(笑)
今回は、おしゃれな夏の寄せ植えにおすすめの花・作り方・かかった費用などをご紹介します!
夏の寄せ植えに使用した植物
今回作った寄せ植えには、5つの植物を1株ずつ使用。ルックスはもちろん、育てやすさ・花持ち・花数なども意識して選んでみました。夏の暑さにも負けない植物たちです!
せっかく作った寄せ植えは長く楽しみたい(もとをとりたい)派なので、初夏~秋の終わりまで長く楽しめる一年草、もしくは多年草をチョイスしています。
また、寄せ植えとしてはもっとギュギュっと詰まっていたほうが見た目が良いかもしれませんが、植物が大きく茂ってくれることを期待して、スペースに余裕を持たせて植え付けていますよ。
頑張って秋まできれいな姿でいてもらうぞ!
日々草(ニチニチソウ)「タトゥー」
夏~秋の寄せ植えには欠かせないニチニチソウ。今回は大人な雰囲気の品種「タトゥー」を使用してみました。
ワインのような深みのあるピンクで、花の中央にインクを落としたような模様が入っているのが特徴。2018年ごろから出回ってきた新しい品種のようです。
かわいらしいイメージのあるニチニチソウですが、こうした落ち着いたカラーだとだいぶイメージが変わりますね!
寄せ植えの主役として、中央前に配置しました。ニチニチソウの花期は4月~10月ごろです。
コリウス「ブラックマジック」
カラーリーフとして楽しめるコリウスの「ブラックマジック」という品種です。名前がかっこいい…!千葉県印西市の苗メーカー、ハルディンのコリウスです。
黒というか濃いエンジ色というか…な絶妙なカラーで、葉のふちが明るいグリーンでアクセントになっています。インパクトがある見た目なので、寄せ植えの引き締め役にぴったり!正面から見て右の前のほうに配置しました。
1年草コリウスの観賞期は4月~10月ごろ。こちらのブラックマジックは、草丈約50~70㎝まで成長するようなので、大きくなるのが楽しみです。
観賞用トウガラシ「斑入りパープルフラッシュ」
観賞用トウガラシの「パープルフラッシュ」です。これ、めちゃくちゃ「眠れる森の美女」のいばらの森っぽい…(笑)
高さがあるため後部に配置しました。初めて購入してみたので、最終的にどのくらいの高さまで成長するのかは不明。6月~11月にかけて開花結実します。
花は紫色で、丸い形の実も紫色をしています!新芽が斑入りで、緑・白・紫がまざったような不思議なカラーが特徴的。絵画のようでおしゃれなんです。
ラベンダー「シルバーサンド」
シルバーリーフが欲しいなぁ…と思いチョイスしたのが、ラベンダー「シルバーサンド」。こちらもハルディンの苗です。
こちらは多年草。花の主張が強くない感じが、今回の寄せ植えにぴったりかなと思って気に入りました!花は初夏~秋にかけて楽しめます。
もうちょっと葉が茂ってきてくれたらうれしいですね。後方に配置しています。
ケイトウ(ピンク)
鮮やかなピンクのトサカ系ケイトウです。ケイトウも、ファンタジー感のあるお花ですよね。
オレンジ・黄色などとの多色ミックスのケイトウはポップなかわいい雰囲気になりますが、ピンク1色だと落ち着いた感じにみえますね。後ろに配置した、トウガラシの紫葉とのコントラストが気に入っています!
花は夏から11月ごろまで楽しめます。ニチニチソウのピンク色とあわせて、いい味出してくれますね。
番外編:うさぎどん
花の中からひょっこり!うさぎどんは、もう片付けてしまった他の寄せ植えにいたものを再利用してみました。
「眠れる森の美女」にはうさぎは出てこなかったと思いますが…。
夏の寄せ植えづくりにかかった費用
苗5株はすべてホームセンターで購入。1株100~300円だったので、全部で1000円強となりました。
テラコッタ鉢・土・肥料・うさぎどんは、今回は家にあったものを利用。土は市販の草花培養土を、肥料は3要素等量の化成肥料を少し混ぜ込んでいます!
すべて一から買いそろえるなら、テラコッタ鉢1000円、土200円、肥料200円、うさぎ500円くらいだとしたら、苗代金1000円+2000円くらいでしょうか。
約3000円でこんな夏の寄せ植えが完成します。
上から見たらこんな感じです。
まとめ
暑い夏にも楽しめる寄せ植えをご紹介しました!今回作った「眠れる森の美女」は、無事、猛暑を超えて秋まで元気でいてくれるでしょうか。
開花期・鑑賞期が同じ植物を寄せ植えするのが、鉢全体がきれいな状態のまま長く楽しむコツです。
完成品の寄せ植えは結構なお値段がしますが、自分で作ると安く済むのも魅力的!ぜひ、夏の寄せ植えにチャレンジしてみてください。