クロッカスは、初春に黄・紫・白などの花を咲かせるアヤメ科の球根植物。植えっぱなしでも毎年元気に花を咲かせます。草丈が10~15㎝と低めで、何となく「野の花」っぽさがある、お気に入りの植物の一つです。
1月も中盤に差し掛かり、植えっぱなしクロッカスの芽がにょきにょきと出てきました。
クロッカスの発芽は、首都圏では1月ごろ!
まだ緑が少なく寂しい1月の庭に、春の訪れを感じさせてくれるクロッカスの芽。球根を覆っていたと思われる皮に包まれながら、ニラのような葉っぱがにょきっと成長していきます。
花が咲くのは2月~4月です。早生から晩生までさまざまな品種がありますが、このクロッカスは3月ごろ咲くので、ごくごく普通な中生種かな?ちなみに家は首都圏です。
三兄弟も発見。クロッカスは分球(球根が分かれる)で増えていく性質なので、庭やプランターに植えっぱなしにしておくと、いくつかの芽が同じ場所からまとまって出てくるようになります。
仲良く2本!小さな芽ですが、特徴的なルックスなので、雑草とは区別がつきやすいのではないかと思います。冬はもともと雑草が少ないですし。
こんな芽を見かけたらクロッカスだ!と思って、踏まないように引っこ抜かないように大事に春まで見守ってあげてみてください。
同じクロッカスでも、芽の出方に個性があるのが面白いですよね。カラー混合で植わっているので、色によって芽の形状も違うのかもしれません!
こちらは別の年のものですが、開花直前の黄色クロッカス。鉢植えにしても可愛いです。
クロッカスの球根はどこで買える?植え付け時期は?
キュートなクロッカスの球根は、ホームセンターや園芸店など割とどこにでも置いてあります。クロッカスには春咲き種(花期2~4月)・秋咲き種(花期10~11月)がありますが、春咲き種は秋に植える球根。
そのため、同じ秋植え球根であるチューリップやヒヤシンスなどと同じタイミングで店頭に並び始めることが多いですよ。具体的には9~11月ごろです。
春咲きクロッカス球根の植え付けは、10~11月に行います。球根2個分くらいの間隔をあけるのがベストなようですが、キュッとコンパクトにまとめて植えるのも可愛いと思います。
特に肥料はあげていませんが、毎年元気に咲いてくれますよ。
入手しやすいクロッカスの球根は、100円ショップのダイソーでも購入可能です。昨秋(2019年秋)に発見したので購入してみました。
3球入りで100円です。カラーはミックスだったので、何色が咲くかは春までのお楽しみ♪
なお、その他のダイソー球根については、こちらの記事でご紹介しています。良かったら参考にしてみてくださいね。
この記事を書きながら、来年はクロッカスの水栽培で育ててみたいなと思い付きました。ダイソー球根でチャレンジしてみようかな…。