オーストラリアのタスマニア島州都のホバートでは、毎週土曜日に「サラマンカマーケット」(Salamanca market)が開催されています。手作りの雑貨・ファッション・アートから、グルメまで、300以上の露店が集まるタスマニア最大級の屋外マーケットです。
ハンドメイドのかわいすぎる雑貨やコスメなど、ここでしか手に入らないグッズが多数出店。「行ってよかった!」と心から思える素敵なマーケットだったので、サラマンカマーケットの情報やアクセス方法も合わせて、独断と偏見で選んだおすすめのお土産10選をまとめてみました。
※ここでご紹介するサラマンカマーケットの情報は、2019年9月時点のものです。マーケットの出店内容や開催状況はその都度変わるので、ご注意ください。
サラマンカマーケットのおすすめお土産10選
サラマンカマーケットの特徴は、タスマニアで作られたorタスマニア産の商品が集まっていること。つまり、お土産探しにはぴったりのスポットなのです。
どこのお店でも似たようなアイテム(お土産Tシャツやキーホルダーなど)を取り扱っているだけの観光客向け市場とは一線を画す、素敵なマーケットでした。そして、どのお店もセンスが抜群なんです…!
また、個人がやっているお店が多いにも関わらず、ほとんどのお店でクレジットカードOKなのも非常に便利なポイントでした。20店舗で買い物しましたが、クレカが使えなかったのは、あるアクセサリー屋さん1店舗のみでした。余分な現金を持ち歩きたくないツーリストにも嬉しいですよね♪
ここからは、サラマンカマーケットで見つけたお土産におすすめのアイテムを、カテゴリー別に10個ご紹介していきます。
タスマニアのクラフトビール
タスマニアデビルのキュートなラベルが印象的な、タスマニアのクラフトビールです。もちろんその場で飲むも良し、ラベルがかわいいのでお土産にもぴったりでしょう♪
こちらは、The Tasmanian Chilli Beerが製造していて、その名の通りチリが入っている珍しいフレーバービールなんです。チリ入りですが、辛くないのでご安心を。チリというより、ジンジャーのような風味がしました。むしろ、ジュースのように甘かったので、ビールの苦味が嫌いな方にもおすすめ。
ノンアルコールタイプも売っていました。
the art of teaの茶葉
「the art of tea」(ジ・アート・オブ・ティー)は、ホバートに本店を構える紅茶ブランドです。ショップやスーパーマーケットでも茶葉を購入できますが、サラマンカマーケットにも出店していました!「タスマニアデビルティー」もあります。
緑茶・紅茶・ウーロン茶・ルイボスティーなど、とにかく種類が豊富。茶葉は、軽いしかさばらないのでバラマキ土産にもぴったりですよね。
レザーウッドのはちみつ
こちらもタスマニア土産として定番の、レザーウッドハニー。オーストラリア土産として人気のマヌカハニーより、クセがなく食べやすいはちみつです。お土産店や空港でも購入できますが、サラマンカマーケットでも購入可能です。
左から、メドゥハニー・レザーウッドハニー・ユーカリハニー。3個セットで売っていました。メドゥは直訳すると「牧草」で、クローバーなどの草花の蜜のようです。
このほか、缶詰めタイプや、レザーウッドハニーのキャンディなども販売されていましたよ!(マーケットの売り場は写真を撮り忘れました…)。
ハンドメイド好き必見のクラフトグッズ
このかわいいスティックは何!?と思って見てみたら、毛糸の編み棒でした!手づくりで、タスマニアの木材を使用しているんだそう。
キュートな編み棒と毛糸がセットになった編み物キットがありました。こちらのキットで作れるのは、ハンドカバーやポットカバーなど。毛糸は、オーストラリア産メリノウールです。
編み物だけでなく、フェルトのクラフトキットも発見!絶滅したタスマニアタイガーのマスコットが作れるキットです。ハンドメイド好きの方へのお土産にいかがでしょうか?
ハンドメイドの木製雑貨
サラマンカマーケットには、手作りの木製雑貨もたくさん出店しています。
廃材などを再利用して作った鳥の巣。おしゃれな庭を演出できそうですね。出店していたおばあちゃんの旦那さんが手作りしたんだとか。
モモイロインコやルリオーストラリアムシクイなど、タスマニアでも見ることができるオーストラリアの鳥をかたどった木製オーナメントも。
もう少し実用的な木製雑貨もありました。タスマニアの木材で作ったカトラリー類やコースターなどが並んでいます。男性へのお土産にも良さそうですよね!
ハーブを練りこんだ手作りソープ
自分用にもお土産用にも買いたい、見た目もおしゃれな石鹸です。全て手作りで、ティーツリーやローズゼラニウムなどハーブが練りこんであり、とっても良い香りがします。
タスマニア在住作家の絵本
タスマニア在住の作家による絵本が販売されていました。こちらは、タスマニアデビルを題材にした「Daniel the Devil」が代表作の、マリオン&スティーヴン・イシャム氏のブース。
タスマニアの動物を描いた絵本は、絵を眺めているだけでも楽しいです。「Daniel the Devil」を購入しました。
作者自らが店頭に立っていることも多く、頼めばサインを入れてもらえます。犬を題材にしたWhy Dogsシリーズの作者の方に、サインとメッセージをもらいました。
タスマニア産ウール
タスマニア産の上質なメリノウールを使用したアイテムも。ストールや帽子など、せっかくタスマニアに来たら一つ買っていきたいですよね。
女子ウケ抜群のキュートな小物たち
マーブル模様がかわいいアクセサリートレイ。日本人に好まれそうなアースカラーですね。
サラマンカマーケットにはハンドメイドアクセサリーのお店もたくさん出ていたので、トレイとセットで購入したくなりました。
ガラスのキノコです。ハンドメイドなので一つひとつ模様が違い、ついつい見とれてしまいました。
切り花、植物の種・苗など
地元民も多く訪れるサラマンカマーケットには、花や植物の苗も充実しています。植物は日本国内に持ち込めずお土産にはなりませんが、ガーデニング・植物ブログなので一応ご紹介したいと思います。
種屋さん。ディスプレイがかわいい。
切り花がたくさんありました。オリエンタルリリーが1本16オーストラリアドル、2本30オーストラリアドルです。結構いい値段しますよね…。(1オーストラリアドル=約80円)日本だと1本300円くらいでは?
サラマンカマーケットに限らず、タスマニアはなぜか生花の値段が高かったです。オーストラリア本土より高かった印象。輸送費でしょうか?タスマニアにも花農家がたくさんありそうですが…。
オーストラリアに自生しているブッシュ・フラワーの切り花。持ち帰ることができなくても、ホテルの部屋に活けて楽しんでもいいですよね♪
ハーブ屋さん。
アネモネなど、花苗を販売しているお店も。奥にちょっと写っているのですが、おしゃれな植木鉢も売っていました。重いので持って帰れませんが、心惹かれました。
ランチもサラマンカマーケットで!食べ歩きグルメも見逃せない
サラマンカマーケットで購入できるお土産をご紹介してきましたが、グルメも充実しています。マーケットの近くには公園もあって、買い物ついでにランチも楽しめるんですよ。
お手頃価格なファストフードの屋台です。
新鮮なオイスターを楽しめるお店が数多くあるホバートですが、マーケットでも生ガキを販売中!
肉料理もあります。ラム肉ソーセージのホットドッグを食べ歩きしました。焦げていますが、味は美味しかったです◎
カフェワゴンも多数出店しています。コーヒーやラテを飲みながら、のんびりマーケット散策している人をよく見かけました。
サラマンカマーケットの基本情報・アクセス
サラマンカマーケットの開催時間は、毎週土曜日8時30分~15時と公式で案内されています。ですが、私が行った日は、14時ごろに撤収し始めるお店も多かったので、しっかり見たい場合は早めの時間に行きましょう。
開催場所は、ホバート市内のサラマンカ・プレイス(Salamanca place)。サラマンカ・プレイスとは通りの名前です。
サラマンカ・プレイス約600mの通りに300以上の露店が並びます。
開催情報などは、サラマンカマーケット公式の案内が詳しくてわかりやすいです。
ホバート市内中心部から乗れる無料シャトルバスも運行!
サラマンカ・プレイスは、ホバート市内から歩けますが、場所によってはやや遠い場合も…。そんな時は、ホバート市内中心部とマーケットを結ぶ、無料シャトルバスが便利です。
無料シャトルバスは、マーケット開催の土曜日9時~14時まで10分間隔で運行。ルートは、下記のページで紹介されていますよ。
まとめ
サラマンカマーケットは、センスが良く上質なアイテムが揃っていて、想像以上に面白いマーケットでした。ハンドメイドの作品など、ここでしか見つけられないものも多々あって、宝探しをしているような気分になれます。
タスマニアに滞在するなら、ぜひ土曜日を含むように調整して!と、心からおすすめしたいスポットです。