100円ショップの園芸アイテムに日頃からお世話になっている私ですが、ダイソーで売っているものだけを使って、高く見える豪華な寄せ植えを作りたい!と一念発起しました。
花の寄せ植えって結構高いんですよね…。特に、素敵だなあと思う鉢ほど高額で、1万円近くする商品もザラにあります。
自分で苗を買って作るにしても、鉢やら何やらを買いそろえると、結構なお値段になってしまうこともしばしば…。
ならば、全て100円ショップのアイテムだけで寄せ植えを作れば安上がりなのでは?と考えたのです。
鉢・種・土・肥料などなど、100均のガーデニングアイテムは、実はめちゃくちゃ充実しているんです。特にダイソーが好きなので、今回はダイソーしばりでチャレンジしたいと思います。
100均大好きなライター小原らいむが挑む、ダイソー寄せ植えチャレンジは、数回に分けてお届け!ぜひ、最後までお付き合いいただけると幸いです。
第2回ポット上げ編の記事はこちら、第3回の鉢植え・完成編はこちらです。
「ダイソー寄せ植えチャレンジ」企画趣旨と目標
まずは、企画趣旨と目標を明確にしておきたいと思います。
「ダイソー寄せ植えチャレンジ」は、その名の通り、ダイソーで買えるものだけで花の寄せ植えを作る企画です。
この企画をスタートするのが4月なので、春まき・夏咲きのお花で夏の寄せ植えを作りたいと思います。
材料費が安いのに、豪華で高く見える寄せ植えができた!というのが目標なので、予算は1000円に設定します。
使えるのは、100円商品×10個ですね。10個の園芸グッズだけで、素敵な夏の寄せ植えは作れるのでしょうか?
まずは種まきから!種・ポット・土を購入
サボテンや観葉植物の苗が売っているダイソーですが、残念ながら花の苗は見たことがありません。
そのため、今回の企画では種から花を育てます。ちなみに、ダイソーでは花の球根も売っているんです!球根については、別記事でご紹介していますよ。
まず初めに買ったのはこちらです。
- 花の種(2個で100円)×4
- リサイクル紙ポット(角型・12連結・3個)×1
- 花の土×1
花の種は2個で100円の商品なので、合計400円です。写真は取り忘れましたが、用土は「花の土(3リットル入り)」を購入しました。
鉢など追加で必要なものは、その都度買い足していきます。なお、スコップ・じょうろなどの道具は自前のものを使い、ダイソーで買うのは材料のみとします。
大好きな夏の花を4種類選びました。
千日紅・マリーゴールド・カーネーション・ミニ咲ヒマワリです。全て2個100円商品なので、1つ50円か…。安っ!
どの種も、私が住んでいる場所のまき時は、3月~5月となっています。花の種を購入するときは、まき時のチェックも必須ですよね。たまに、季節外れの種が店頭に紛れ込んでいることも多いですから…。
それぞれの種のデータはこちらです。
・千日紅
生産地:オランダ
内容量:0.1ml
有効期限:2020年9月
発芽率:60%以上
・マリーゴールド(イエローボーイ他)
生産地:台湾ほか
内容量:1.5ml
有効期限:2020年9月
発芽率:50%以上
・カーネーション
生産地:フランス
内容量:0.2ml
有効期限:2020年10月
発芽率:70%以上
・ミニ咲きヒマワリ
生産地:中国
内容量:1ml
有効期限:2020年9月
発芽率:75%以上
種を出してみました。やはり、種苗メーカーが出している花の種よりは量が少ないですが、家庭で楽しむぶんにはこのくらいの方がちょうどいいですね。
リサイクル紙ポットは速攻破れた…。おすすめしません
種のまき床には、リサイクル紙ポット(角型・12連結・3個)を選んでみました。が、後にこれが失敗だったことが判明するのです…。
リサイクル紙ポットは、紙で出来ているので土にそのまま植えることができる(土にかえる?)エコなポットです。
12連結のポットが3枚入っていました。早速、土を入れ水をかけたところ…。
水をやったらポットがしなしなに…!そして、持ち上げようとしたらいとも簡単にビリビリと破れました。
なにこれ使えなさすぎる!(怒)
1度水をやっただけでこの有様なので、今後の苗づくりに使えるわけもありません。もしかしたら、底面給水にすれば破れないのかもしれませんが、トレイがないしダメです。
ということで、ダイソーのリサイクル紙ポットはガーデニング用として販売されていますが、ガーデニングには絶対おすすめできません!工作とかにはいいかもしれませんが。
まき床は連結ポットに変更!無事種まきが終わる
ということで、リサイクル紙ポットはあっさり処分。土は、家にあったプラ製連結ポットに移しかえることにしました。
ここで早くもダイソー以外のアイテムが登場することに…(泣)すみません。
ですが、家にあったものの再利用なので0円で計上します。
ダイソーでまき床として使えそうなアイテムがないときは、卵パック・紙コップ・ヨーグルトのカップなど、家にあるものを代用するのが良さそうです。
ちなみに、この連結ポットはホームセンターで買ったものですが、1枚100円以下でした(笑)園芸用品は、100円ショップのものが必ずしもお得とは限りません。
無事、全ての種をまき終わりました。発芽率などを考慮して、1ポットあたり数粒ずつまいています。
まず、土全体をしっかり湿らせ、種の向きに気を付けてまき、軽く土をかぶせます。全てまき終わったら、種が流れないように気を付けてたっぷり水やりしました。
約20日後、全ての種が発芽!
種をまいてからは、土が乾かないように細心の注意を払って管理していました。
ダイソーの商品に限らず、種が発芽しない原因は「水が十分ではない」「気温が適切ではない」のどちらかであることが多いと思います。
雨の当たらない場所に置いていたので、水やりはほぼ毎日行っていました。
そして、種まきから3週間後の様子です。全ての種の発芽が揃いましたね。100均の種でも、ちゃんと芽が出たよ!
左から、ミニ咲きヒマワリ(1列)・千日紅(1列)・マリーゴールド(2列)・カーネーション(2列)です。
パッケージ記載の発芽率よりも、多くの芽が出た印象です。ミニ咲きヒマワリなんかは、9粒中9粒の芽が出たので発芽率100%ですね(笑)
1番発芽が早かったのはミニ咲きヒマワリで、まいてから3日くらいで芽が出てきました。
逆に、最も遅かったのは千日紅。「もう芽が出ないんじゃないか…」とあきらめかけていた頃、やっと小ちゃな芽が出てきて一安心。
種から千日紅を育てたのは初めてなのですが、まく前に吸水させたほうがよかったのかもしれません。
4種類とも芽が出て、ひとまず安心です。大事に大事に苗を育てていきたいと多みます!
第2回目のポット上げ編はこちらです。